全国物産市

 ぼうさい朝市は「事前復興」という考えのもとに、平常時に如何に楽しく、商売人らしい取り組みが出来るかと藤村望洋氏が考えた取り組みです。ネットワークする全国の商店街から救援物資ということで各地の「特産品」を送ってもらって、モノだけでなく人も来ていただき、人的交流を進めることが相互の日常的な「絆」づくりにつながるというものです。東日本大震災の前から行ていましたが、不幸にも東日本大震災が起こることにより、それまでの訓練の成果として「南三陸」に集中して支援が行われ、その絆は一層強固になったと言えます。

 今回の笠岡ぼうさい朝市では、南三陸から及善蒲鉾店の笹かまをはじめとした練り製品、ヤマウチの海産物、千葉海苔店の海苔等、長野県下諏訪町からは「おやき」「りんご」、鹿児島県宇宿商店街からは「薩摩揚」等が救援物資として笠岡へ届けられて販売されました。